2015年4月16日木曜日

自分の欲しい財布を作る。




長年使ってたチープな80sの財布がボロボロになってきたんで

市場を探してみたんやけど無かったんで制作する事にした。

欲しいモノが無ければ作るしかない。

それは部品と同じ。



いい革を使って手縫いで製作して、耐久性は高いけど・・

あまり高級に見えないというのがコンセプト!


手縫いの財布は3万円からするらしいけど・・

なるべく安く。



それで随分昔に知り合った地元・神戸のalbatoryさんと1年半ほどポチポチやってるんやけど

これがナカナカ難しい。。



日本の1万円札は$に比べて大きいのでサイズ感が微妙に違うんやなぁ。。

日本のお札に合わせつつ見た目は同じように見えるようにリサイズした。



革の厚みとかも難しい。

分厚い財布やと・・ケツに入れて車に乗ったり作業したりするのに邪魔やからなぁ。

何度も試作を繰り返して


ポケットに入れた感じと、この革の強度を踏まえて

表が2mm厚 中の小銭入れや札入れが1.5mm厚にしてみた。










革はホーウィン社のクロムエクセルレザーで、レッドウィング、ホワイツ、ウエスコも使用している

今ワークブーツで注目されてる革らしい。



前の革は紙みたいでボロボロになったしなぁ。。









前のはミシン縫いやって糸がほつれてダメやったから

今度のは手縫いにする。


手縫いなら糸が擦れても全部が外れたりしないからね。


目立たないように黒を使用する。





つい最近までは細い糸もあったらしいけど・・

廃盤になったんで普通の糸を5分割にして貰った。


それでもミシン縫いよりは太い。





右が今回ので・・左は一般的な手縫い。



なるべく手縫いに見えず自然なように。

でも強度は手縫いという美味しいとこ取り。





ミシン縫いに見えるようにピッチも細かくしてるんやわ。






チェーンは工業用の最小サイズをとりあえず10m取り寄せた。

バイクのチェーンと同じで好きなんですよ。



それを20sのハーレーと同じくニッケルメッキに出した。

ヤレやすくくすんだ色に変化する。




チェーンは最初使いにくいけど慣れたら行けるし。







ちょっと幅が広すぎたかな。

要変更。







中もほとんど同じ。






革の裏は茶色でいわゆる茶芯というやつ。

スレた部分が茶色に変化する。






ジッパーはWaldesのビンテージタイプを使用






試作4つ目で・・あともう少しで出来る。






完全手縫いのハンドメイドなんで大量には作れないけど・・

予約受付ます。


販売は5月から。



18000JPY





製作は神戸のalbatoryさん






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