2014年2月8日土曜日

いにしえからの警告 




水色の部分は東日本大震災で大津波が襲来した部分


赤い点は昔からある神社を表している。


大抵、神社の手前で津波が止まっている。



東北は明治、昭和と大津波に襲われているが


神社は何百年、千何百年と前からこの地に建っているから昔からの言い伝えを受け継いで


あえてそこに建てているんやね。










津波に由来する名前も多い。



津(つのみつ)神社とか

浪分(なみわけ)神社とか。




地名で警告してる所も多いという。











東北電力は女川原発を造る際に過去の文献を研究して


敷地の高さを決めて今回の津波にギリギリ耐えたんやけど・・


東京電力は過去の文献を無視して元々は30mあった敷地を


海抜10mまでに削り取り、建設した。


そして昔から・・2009年では会議でも再三警告されたのに


地下にある非常用ポンプすら移動せず、水没させ今回の惨事を自ら助長させたんやね。


その前に地震で破壊されてたんやけど・・


ポンプさえ動かせたらここまで酷くならなかったかもしれない。



過去に学ばず事故原因すら追究しないので


また起こるのは必至かもしれない。







それでなくとも世界で起こる地震の2割は日本で起こっているんやね。


国土の広さは世界で62番目という小国なのに・・。


いかに地震大国かという事が分かるね。






体に感じないものまで入れたら1日に200回以上、 1年で10万回以上。








30年以内に原発が耐えられない大きさの地震が起こる確率。







マグネチュード7クラスの地震もこの百年で56回も起こっている。








三連動の地震が起こった場合の死者は最悪で32万3千人が想定されている。







そして・・

世界一の原発密集地帯である若狭原発銀座にも 「いにしえからの警告」 がある。







東京新聞にも載った話ですが・・



「原発銀座」の若狭湾・天橋立に1300年前の巨大津波伝説がある。

京都府宮津市、日本三景で知られる天橋立を一望する傘松公園の中腹にある「波せき地蔵」。

真名井神社の境内にあります。

この地蔵には大宝年間(約1300年前)に押し寄せた津波を、ここで切り返したと言う伝説が伝わっています。

地蔵が立つのは天橋立の砂浜から約40メートルの高台。





京都府は震災後に各市町村などに依頼。 昨年6月に専門家らが検討した文献調査では、

波せき地蔵の伝承と同時期の大宝元(701)年に、

丹後地方を襲った地震の記録があることが分かりました。

平安初期に編さんされた「続日本紀」に「己亥丹後国地震三日」とあり、

(3月)26日に丹後国で地震が三日続いた、と記述がありました。





江戸時代の「丹後風土記残欠」にも、大宝元年、

若狭湾に面した「加佐郡凡海郷は一夜にして蒼海となった」とあります。

また、大地震で舞鶴市の沖で島が海中に沈み、現在の二つの小島が残ったとのことです。



舞鶴市の遺跡調査でも液状化現象が確認され、

8世紀前半に大規模な地震があったと推定されています。



『岩滝町誌』も「府中真名井神社前に残っている波せき地蔵尊は

十丈の大津波をここでせき止めたと-言い伝えられている」と伝える。十丈は30メートルです。




もし次があれば若狭原発銀座の14基の原発もすべて蒼海に沈むことになるのか。




これまで関西電力は「日本海には大きな津波の発生原因となるプレート境界はないと強調。

敦賀原発の日本原電やもんじゅの日本原子力研究開発機構も

「若狭湾周辺で大津波が起こる可能性は低い」と繰り返してきました。



しかし関西電力は、自社のHPで美浜町に大津波で滅んだ村があったことを明らかにしている。


この矛盾。。

そして津波対策は74センチ。



関電が隠していた400年前の大津波  やはり若狭の原発は地震に耐えられない











この図を見たらどれほどバカらしことをやってるんでしょうね。









今回の東日本大震災での大津波にしても

いにしえからの警告を守った地域は無事だった。


わざわざ過去の人が警告してくれてるのに

それを無視して自然に手痛いしっぺ返しを受ける。



本当の人間の叡智ってのを考えないとなぁ。



賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ 

という言葉があるように・・。













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